ブレーメンとの開幕戦でアシストを記録した室屋成(左)[写真]=Getty Images
ブンデスリーガ2部の開幕節が24日に行われ、FW大迫勇也が所属するブレーメンとDF室屋成が所属するハノーファーが対戦した。両選手とも開幕スタメンで日本人対決が実現。大迫は中盤の左インサイドハーフで先発して82分までプレー。チーム最多4本のシュートを打ったが、GKの壁を破れず不発に終わった。室屋は右サイドバックでフル出場し、1アシストを記録した。
41シーズンぶりに2部で戦うブレーメンと2部3年目のハノーファーによるドイツ北部対決。試合はブレーメンが先にチャンスを迎え、8分にペナルティエリア前右の大迫がダイレクトでゴール右隅を狙ったが、これはGKロン・ロベルト・ツィーラーに阻まれた。
ハノーファーは17分、マーヴィン・ドゥクシュがクロスに頭で合わせたが、わずかに枠を捉えず。25分にはフロレント・ムスリヤがミドルシュートを放ったが、惜しくもクロスバーに弾かれた。ブレーメンは28分、エリア前でこぼれ球を拾った大迫がボレーシュートを打ったが、これもGKツィーラーに阻止された。
後半もブレーメンが先に攻勢に出る。48分、大迫がエリア左へ進入して左足で狙ったが、シュートはまたもGKツィーラーにセーブされた。だが、直後の左CKでニクラス・シュミットが中央へボールを入れると、エメル・トプラクと競った相手DFシモン・ファレットの頭に当たってゴールネットを揺らす。ファレットのオウンゴールでブレーメンが先制した。
1点を追うハノーファーは53分、室屋が右サイドからグラウンダーのクロスを入れると、エリア中央のドゥクシュがダイレクトで狙ったが、これは左ポスト直撃した。それでも直後の55分、再び室屋がハーフライン付近から絶妙なスルーパスでチャンスを演出。エリア右へ抜け出したドゥクシュが技ありのループシュートを沈めて同点に追いついた。
その後はハノーファーが再三チャンスを作ったが、最後のところで決めきれず、このままタイムアップ。ブレーメンとハノーファーの北部対決はドローで終わった。次節、ブレーメンは31日にアウェイでデュッセルドルフと、ハノーファーは同日にホームでハンザ・ロストックと対戦する。
【得点者】
1-0 49分 オウンゴール(シモン・ファレット)(ブレーメン)
1-1 55分 マーヴィン・ドゥクシュ(ハノーファー)
By サッカーキング編集部
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