解任が発表されたファン・ボメル監督 [写真]=Getty Images
ヴォルフスブルクは24日、マルク・ファン・ボメル監督を解任したことをクラブ公式サイトで発表した。
現在44歳のファン・ボメル監督は、現役時代にPSVやバルセロナ、バイエルン、ミランなどで活躍。2013年の現役引退後、U-17オランダ代表やサウジアラビア代表、オーストラリア代表のアシスタントコーチ、PSVの監督などを務め、今年6月にヴォルフスブルクに就任していた。
ヴォルフスブルクは今季ブンデスリーガで開幕4連勝を飾ったものの、現在は4連敗を喫するなど第9節終了時点で4勝1分け4敗、勝ち点「13」で9位。また、チャンピオンズリーグ(CL)ではグループステージ第3節終了時点で2分け1敗、グループ4位となっている。
9月11日に行われたブンデスリーガ第4節のグロイター・フュルト戦を2-0で勝利したのを最後に、直近の公式戦8試合未勝利(3分け5敗)となっている状況からヴォルフスブルクは就任からわずか約4カ月でファン・ボメル監督の解任を決断した。
解任発表に際し、ヴォルフスブルクのマネージング・ダイレクターを務めるヨルグ・シュマッケ氏は「最終的に私たちを団結させることよりも、分裂させる要因の方が多かった。私たちが直面している困難な状況から抜け出し、できるだけ早く事態を好転させることができるという確信が欠けていたため、私たちは仕事上の関係を終わらせることを決断した。マルクの今後の個人的、そしてプロの生活がうまくいくことを願っている」と理由を説明した。
一方、わずか約4カ月で解任となったファン・ボメル監督は「私はこの決断に驚いていると同時に失望している。なぜなら、私たちは一緒に軌道に戻れると確信していたからである。チームがすぐに好転することを願っている」とコメントしている。
By サッカーキング編集部
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