フライブルクとフランクフルトが対戦した [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第12節が21日に行われ、MF長谷部誠とMF鎌田大地が所属するフランクフルトは敵地でフライブルクと対戦した。長谷部は3試合ぶりのスタメンとなり、センターバックでフル出場。鎌田は5試合連続のスタメンとなり、セカンドトップでフル出場した。
34分、フランクフルトが先制する。長谷部の縦パスを受けた鎌田は相手に寄せられて前を向けないが、セカンドボールを味方が回収して速攻に転じる。ペナルティエリア手前まで運んだクリスティヤン・ヤキッチはシュートに持ち込めなかったものの、ゴール前にこぼれたボールにイェスパー・リンドストロムが反応。飛び出してきた相手GKとの一対一を制してゴール右下へと流し込んだ。今季からフランクフルトでプレーするリンドストロムは、ブンデスリーガ初得点となった。
フランクフルトは43分にリードを広げる。敵陣右サイドでフリーキックを獲得すると、キッカーのフィリップ・コスティッチはゴールに向かうボールを供給。ボールは敵味方誰にも当たらず、そのままゴールへと吸い込まれた。フランクフルトは2点のリードで折り返す。
フライブルクは51分に決定機を迎える。左サイドで獲得したフリーキックからヴィンチェンツォ・グリフォがインスイングのボールを送ると、ニアに飛び込んだニコラス・ヘフラーが頭で合わせた。しかし、強烈なヘディングシュートは左のポストに直撃してゴールとはならない。
フランクフルトは57分に決定機。ヤキッチのパスを受けた鎌田がペナルティエリア右で右足を振り抜いたが、ゴール左下を狙ったシュートはわずかに枠を外れた。
試合はこのまま終了し、フランクフルトは今季初のリーグ戦連勝で3勝目となった。3位フライブルクは2連敗で今季2敗目となった。
フランクフルトの次戦は25日に行われ、ヨーロッパリーグでMF三好康児が所属するアントワープと対戦。28日に行われるブンデスリーガ第13節では、MF遠藤渓太とMF原口元気が所属するウニオン・ベルリンと対戦する。フライブルクは次節、27日にFW浅野拓磨が所属するボーフムと対戦する。
【得点者】
0-1 33分 イェスパー・リンドストロム(フランクフルト)
0-2 43分 フィリップ・コスティッチ(フランクフルト)
By サッカーキング編集部
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