ジャン(上)とハーランド(下)(写真は今年5月) [写真]=Getty Images
ドルトムントのドイツ代表MFエムレ・ジャンが、27日に行われたブンデスリーガ第13節ヴォルフスブルク戦を振り返った。同日、クラブ公式サイトが伝えている。
ブンデスリーガ第12節終了時点で9勝3敗のドルトムントは、27日に行われた第13節でヴォルフスブルクと対戦した。チャンピオンズリーグ(CL)敗退の嫌なムードを断ち切りたいドルトムントだったが、開始直後に失点。それでも、35分にMFジャンがPKを決めて試合を振り出しに戻すと、55分にはFWドニエル・マレンのゴールで逆転に成功した。さらに、81分に公式戦8試合ぶりの出場となったFWアーリング・ハーランドのゴールでリードを広げる。試合はこのまま3-1で勝利し、リーグ戦連勝を飾った。
まず、ジャンは「今日は勝つことが重要。水曜日の試合後(CL敗退後)だったからリアクションを見せなければならなかった」とリバウンドメンタリティを発揮。続けて「今日は簡単な試合ではなかったけど、それができた。後半は非常に難しかったが、お互いに戦い、チームとしてプレーし、最終的には勝利に値する」と試合を振り返った。
さらに、ジャンは「“いいスタートを切ろう”と思っていたけど、全然うまくいかなかった」と開始早々の失点を悔恨。それでも「重要なのは、その後も自分たちのサッカーを続けられたこと。ここ数週間はいつもそうではなかったけど、今日はそれができた」と本来のパフォーマンスを発揮できたことを明かした。
最後に、ここまでリーグ戦7試合に出場し10ゴール3アシストを記録するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドがケガから復帰を果たしたことについて、ジャンは「彼はピッチ上で非常に重要な存在で、チームに安心感を与えてくれる。彼の資質について語る必要はないし、過去に多くのことを助けてくれた。戻ってきてくれて嬉しい」と告白。また、12月4日に行われるブンデスリーガ第14節バイエルン戦については「期待大! シーズン前にはバイエルンと対戦するとき、できるだけ(勝ち点で)近くにいたいと考えていた。来週は一生懸命ハードワークし、良い準備をする必要がある」と首位バイエルンを勝ち点差「1」で追う同選手は、大一番に意気込みを語った。
By サッカーキング編集部
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