右足でブンデス初得点の伊藤洋輝 [写真]=Getty Images
シュトゥットガルトを率いるペッレグリーノ・マタラッツォ監督が、ブンデスリーガ初得点を挙げた伊藤洋輝に言及した。28日、ドイツ誌『Kicker』が伝えた。
伊藤は26日に行われたブンデスリーガ第13節マインツ戦で先発出場し、21分に果敢な攻撃参加から利き足とは逆の右足でチームに先制点をもたらした。シュトゥットガルトは2-1で勝利し、6試合ぶりの白星となった。勝利に貢献した伊藤は、『Kicker』誌のブンデスリーガ第13節ベストイレブンに選出されている。
マタラッツォ監督は伊藤の加入後初得点について、「あんな風にゴールを決められて、彼自身も驚いている。ヒロキは練習の時点からゴールを決める可能性を感じさせているが、右足で決めることはほとんどないんだ」とコメント。また、海外初挑戦ながらドイツ1部の選手と対等に渡り合う伊藤について、次のように称賛している。
「彼は本当に、本当によくやっている。最初は(3バックの)中央のセンターバックだったが、今は左サイドでもプレーしている。ヒロキはとても安定していて、良いボールを出し、良い守備をし、今では右足で得点を決めるようになった」
現在22歳の伊藤は今夏、買い取りオプションが付随した期限付き移籍でジュビロ磐田からシュトゥットガルトに加入した。当初はセカンドチームでプレーする予定だったが、プレシーズンの活躍が評価されてトップチームに帯同。すでにブンデスリーガの9試合とDFBポカールの2試合に出場している。『Kicker』によると、買い取りオプションの行使は既定路線のようだ。
By サッカーキング編集部
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