アズムンが今冬にレヴァークーゼン移籍 [写真]=Getty Images
ゼニトに所属するイラン代表FWサルダル・アズムンが、当初の予定よりも半年早くレヴァークーゼンに加入することが決まった。30日、ゼニトがクラブ公式サイトで発表した。
今季限りでゼニトとの契約が満了を迎えるアズムンは、今季終了後にレヴァークーゼンへとフリーで加入することが22日に発表されていた。しかし、レヴァークーゼンではドイツ代表MFナディエム・アミリがジェノアへと期限付き移籍し、獲得を狙っていたパリ・サンジェルマンのU-21フランス代表MFエリック・ジュニオール・ディナ・エビンベとの交渉は破断に。そのため、ゼニトにわずかな移籍金を支払い、予定よりも早くアズムンをチームに加えた。
一方、ゼニトはアズムンの後釜として、インテルナシオナウからU-23ブラジル代表FWユーリ・アウベルトを30日に獲得している。
現在27歳のアズムンは、センターフォワードを本職とする点取り屋。ルビン・カザン、ロストフなどロシアのクラブでその名を上げ、2019年にゼニトへ移籍。ゼニトでは在籍3年間で104試合に出場し、62得点17アシストを記録した。国内リーグ3連覇に貢献し、2019-20シーズンはリーグ得点王、20-21シーズンにはロシアサッカー連合(RFU)の年間最優秀選手賞に輝いた。また、イラン代表でも60キャップで通算39得点という数字を残している。
By サッカーキング編集部
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