ズーレがドルトムント加入か [写真]=Getty Images
今季限りでバイエルンとの契約が満了を迎えるドイツ代表DFニクラス・ズーレは、新天地にブンデスリーガのライバルを選んだようだ。7日、ドイツ紙『Frankfurter Rundschau(FR)』が報じた。
現在26歳のズーレは、2017年夏にホッフェンハイムからバイエルンへと完全移籍。公式戦通算159試合に出場し、4度のブンデスリーガ優勝や2020年のチャンピオンズリーグ制覇などに貢献してきた。
しかし、バイエルンのオリヴァー・カーンCEO(最高経営責任者)は先月26日、ズーレとの契約延長交渉が決裂したことを宣言。契約満了日の6月30日をもってクラブを去ることが確実となり、新天地に注目が集まっている。
チェルシーなど海外の複数のメガクラブが関心を示していたが、ズーレを射止めたのはまさかの国内クラブ、しかも“ストップ・ザ・バイエルン”の一番手であるドルトムントだという。ズーレの生まれ故郷であるフランクフルト・アム・マインを拠点とする『FR』紙は、「関係者からの信頼できる情報」をもとに同選手のドルトムント加入を報じ、ドイツの大衆紙『ビルト』も「報道はビルトの情報と一致している」と追随している。
ドルトムントはブンデスリーガ第21節終了時点でリーグワースト5位の36失点を喫しており、守備の改善が優勝に向けての課題に挙げられている。また、若手選手を多く抱える同クラブは、ズーレにリーダー格としての役割も期待しているようだ。
なお、ズーレの代理人を務めるフォルカー・シュトゥルートは先日、「新たなクラブはすでに決まっている。ニクラスは決断を下しており、彼に心変わりがあったら驚きだ」と語っていた。
By サッカーキング編集部
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