ドルトムントの”怪物”ハーランド [写真]=Getty Images
ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドについて、ドルトムントのマルコ・ローゼ監督がドイツ誌『ビルト』に対してコメントした。9日、同誌が伝えている。
現在21歳のハーランドは2019-20シーズンのチャンピオンズリーグで活躍し、“怪物”として移籍市場でも注目を集めた。2019年末には移籍が発表され、4年半契約でドルトムントに加入することとなった。ハーランドの契約には6800万ポンド(約106億円)での放出条項があり、現在も多くの欧州強豪クラブが獲得を熱望している。
ドルトムントはハーランドの放出を望んでいないものの、今シーズン終了後の移籍が有力視されている。しかし、ローゼ監督は同選手の去就について冷静な姿勢を貫いているようだ。
ローゼ監督はハーランドとの契約について「契約の長さを知っている」とした上で、「いつ何を決めなければならないかも知っている。チーム内部ではすべてがテーブルの上にあり、誰もが互いに正直に話をしているよ」と『ビルト』に語っている。
「だから私は毎日このことについて彼に話す必要はないんだ。いつかは彼が決断を下し、クラブはそのために準備するだろう。もちろん、我々は皆、彼に残ってほしいと思っているよ」
「彼はまだ21歳で、もっと感情的になる日もあるだろう。トレーニング後に家に帰り、一人で何かを読んでイライラすることもあるだろう」
「すべてが彼に重くのしかかり、時にはラクダの背中を折る藁もある。それが普通の人間だ」
「私は毎日アーリングと連絡を取っていて、私は彼を選手としても人としても気に入っているよ」
By サッカーキング編集部
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