去就に注目が集まるハーランド [写真]=Getty Images
ドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの移籍先は、レアル・マドリードかマンチェスター・Cの2択となりそうだ。7日にイギリスメディア『アスレティック』が伝えた。
現在21歳のハーランドは2020年1月にザルツブルクからドルトムントへ移籍して以降、公式戦79試合の出場で80ゴールを記録。2022年夏の移籍市場では7500万ユーロ(約94億円)の契約解除条項が発動するとされており、その動向には大きな注目が集まっている。
バルセロナやバイエルンとの接触も報じられているが、『アスレティック』はハーランド争奪戦について、レアル・マドリードとマンチェスター・Cの「真っ向勝負に発展しつつある」としている。移籍金、サラリー、代理人ミノ・ライオラ氏への仲介手数料を考慮すると、有力なのは両クラブ。パリ・サンジェルマン(PSG)にも金銭的な余裕はあるが、リーグ・アンへの移籍はハーランドの望むところではないようだ。
レアル・マドリードは6月末でPSGとの契約が満了を迎えるフランス代表FWキリアン・エンバペとの“両獲り”を目指している。同クラブは今夏にエンバペを獲得し、ハーランドにはあと1年ドルトムントで過ごしてもらい、フランス代表FWカリム・ベンゼマの契約が満了する2023年夏の到着を望んでいるという。ただ、ハーランド獲得のチャンスが今夏に限られる場合、「レアル・マドリードはその機会を逃したくないだろう」と『アスレティック』は指摘している。
一方でマンチェスター・Cも交渉の長期化を望んでおらず、そうなった場合は他の選択肢を模索するという。数週間後には去就に関する決断が明らかになるとも伝えられているが、同選手の将来は果たしてどのようなものになるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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