ボルシアMG戦で得点を挙げた遠藤航 [写真]=Getty Images
シュトゥットガルトに所属する日本代表MF遠藤航が、ドイツ誌『Kicker』によるブンデスリーガ第25節ベストイレブンおよび最優秀選手に選ばれた。
遠藤は5日に行われたボルシアMG戦に先発出場。2点のビハインドで迎えた38分に2試合連続となる今シーズン3点目を記録し、3-2の逆転勝利に貢献した。自動降格圏内の17位と苦しむシュトゥットガルトは10試合ぶりの白星を挙げ、残留を争うライバルたちとの差を縮めた。
遠藤を第25節のMVPに選出した『Kicker』誌は、同選手の活躍を次のように評価している。
「ティアゴ・トマスや、クリス・ヒューリッヒ、ボルナ・ソサなど、シュトゥットガルトの勝利に活躍した選手たちもこの栄誉に値すると言える。しかしながら、決定的なアクションを最初に起こしたのは遠藤航だった。ハーフタイム直前に決めた1点は、これまで続いていた危機からチームを脱出させることになった。目立たないが効果的なプレーを好むこの日本人選手は、スタートこそ不安定だったが、時間が経つにつれて改善されていった。彼のボール奪取は相手の進撃を止め、彼のパスは重要なスペースを生み出し、彼の振る舞いは安定感をもたらした」
同誌が選んだブンデスリーガ第25節のベストイレブンは以下の通り。
▼GK
クーン・カステールス(ヴォルフスブルク)
▼DF
シュテファン・ポッシュ(ホッフェンハイム)
ニクラス・ズーレ(バイエルン)
マキシム・ライチュ(ボーフム)
▼MF
ジェレミー・フリンポン(レヴァークーゼン)
アントニー・ルジア(ボーフム)
遠藤航(シュトゥットガルト)
ダヴィド・ラウム(ホッフェンハイム)
▼FW
アンスガー・クナウフ(フランクフルト)
クリス・ヒューリッヒ(シュトゥットガルト)
ラファエル・ボレ(フランクフルト)
By サッカーキング編集部
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