ドルトムント、アウェイでケルンとドロー…首位バイエルンとの勝ち点差6に広がる

　ブンデスリーガ第27節が20日に行われ、ケルンとドルトムントが対戦した。

　ドルトムントは8分、ジュード・ベリンガムのロングフィードをDF裏に走りこんでいたマリウス・ヴォルフが巧みなトラップ。そのままスピードを落とさずヴォルフが左足でゴールに流し込み、ホームのドルトムントが早い時間に先手を取った。

　対するドルトムントは25分、ベリンガムのスルーパスに、2ヵ月ぶりに先発に復帰したアーリング・ハーランドが合わせて狙う。しかしこれは惜しくもゴール左に外れる。

　徐々に決定機を増やすケルンは35分、ヤネス・ホルンの右からのクロスにアントニー・モデストが頭で合わせてコースを変えると、最後はセバスティアン・アンデションが押し込んで同点に追いついた。

　ドルトムントは56分、ジョバンニ・レイナがダイレクトでスルーパスを供給。その先のハーランドが右足で合わせるがGKマルヴィン・シュヴェーベが左足で防ぎ追加点を許さない。70分にも分厚い攻撃でケルンゴールに迫ったドルトムントだが、ここもケルンの決死の守備を破れない。

　その後もスコアは動かず試合は終了。ドルトムントはケルンとドローに終わり、前節首位との勝ち点差を4に詰めたものの、今節再び勝ち点差を引き離されることとなった。

【スコア】
ケルン　1－1　ドルトムント

【得点者】
0－1　8分　マリウス・ヴォルフ（ドルトムント）
1－1　35分　セバスティアン・アンデション（ケルン）