今季4点目の板倉 [写真]=picture alliance via Getty Images
シャルケに所属する日本代表DF板倉滉が、自身の今シーズン4点目などについて語った。10日にクラブ公式サイトがコメントを伝えている。
シャルケは9日に行われたブンデスリーガ2部第29節でハイデンハイムと対戦。ダブルボランチの一角でフル出場した板倉は、1点リードで迎えた52分にチームの2点目を記録する。ドミニク・ドレクスラーがボールを自陣からファイナルサードまで運び、板倉は並走して右サイドを疾走。板倉はペナルティエリア右でドレクスラーのパスを受け取ると、まず右足で切り返して相手を1人剥がす。さらに左足での切り返しで2人目をかわし、右足を振り抜いてゴール左下に突き刺した。シャルケは試合終了間際に1点を加え、3-0の勝利で4連勝となった。
2試合ぶりの得点で加入後4ゴール目を記録した板倉は、「重要なことは、僕たちが僕たちの試合を勝ったということです。誰が得点を記録したかは、二の次です」とコメント。今回中盤起用になったことについては、「僕は一番チームの助けになるポジションでプレーします。ディフェンスでも中盤でも、どちらでも構いません。もしかしたら、次の試合ではストライカーとして起用されるかもしれませんね」と冗談を交えて語っている。
直近の試合でブレーメンやニュルンベルクら上位勢を破ってきたハイデンハイムは「良いチームであり、前回対戦でそれを実感していました」と板倉。対戦は「大変な仕事」であり「本当の戦い」だったが、「チームは試合に向けて準備ができていました」と振り返っている。
そして今節、昇格を争うザンクト・パウリとブレーメンの直接対決がドローに終わり、ニュルンベルクとダルムシュタットの直接対決は前者に軍配が上がった。勝ち点を「53」に伸ばしたシャルケが首位に浮上し、同勝ち点で2位ブレーメン、勝ち点「52」で3位ザンクト・パウリ、勝ち点「51」で4位ダルムシュタット、勝ち点「49」で5位ニュルンベルクと続いている。
試合後には勝利を喜んだ板倉だが、「まだ第29節だということを忘れてはいけません。試合ごとに自分たちの仕事をし続けなければならないんです」と、改めて気を引き締めている。
シャルケの次節は17日に行われ、敵地でダルムシュタットと対戦する。
By サッカーキング編集部
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