バイエルンが関心を示すライマー [写真]=Getty Images
バイエルンは、ライプツィヒに所属するオーストリア代表MFコンラッド・ライマーの獲得に関心を示しているようだ。18日、ドイツ誌『kicker』が報じた。
現在24歳のライマーはザルツブルクの下部組織出身で、2017年夏に姉妹クラブのライプツィヒへと完全移籍した。今シーズンはここまで公式戦35試合に出場し、5ゴール6アシストを記録している。ただ、契約は2023年6月30日までとなっており、現時点で契約延長交渉が行われている兆しはないという。昨シーズンまでライプツィヒを率いていたバイエルンのユリアン・ナーゲルスマン監督は、そんなライマーを「怪物級のボール奪取マシーン」と高く評価している。
一方、フランス代表MFコランタン・トリッソは今夏の契約満了に伴い、バイエルンを退団することが確実となっているようだ。また、昨夏にライプツィヒから移籍金1500万ユーロ(現レートで約21億円)で加わったオーストリア代表MFマルセル・サビツァーにも、わずか1年でバイエルンを去る可能性があるという。同選手は2025年夏までの契約を結んだものの、ここまでは期待はずれのシーズンを過ごしており、バイエルンは「それなりに耐えられる損失の発生」を覚悟しているという。
バルセロナからの関心が噂されるポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ、契約延長交渉が難航するドイツ代表FWセルジュ・ニャブリも、バイエルンでのプレーが今季で見納めとなるかもしれない。バイエルンはレヴァンドフスキの退団を望んでいないものの、8月に34歳の誕生日を迎える同選手に4000万ユーロ(約55億円)以上のオファーが届けば、移籍を容認する可能性があるようだ。
なお、バイエルンはザルツブルクのフランス代表FWクリストファー・エンクンクへの関心も噂されている。ただ、同選手の移籍金は高騰が予想されている。そのため、レヴァンドフスキかニャブリのどちらかが売却された場合のみ、獲得に動くことになりそうだ。また、フライブルクのドイツ代表DFニコ・シュロッターベック、アヤックスの元モロッコ代表DFヌサイル・マズラウィ、同クラブのオランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフらも、バイエルンの獲得候補に挙げられている。
By サッカーキング編集部
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