バイエルンがトリッソの退団を発表 [写真]=Getty Images
バイエルンは30日、フランス代表MFコランタン・トリッソが今夏に契約満了で退団することを発表した。
現在27歳のトリッソは、リヨンの下部組織出身。2017年夏、バイエルンの当時のクラブレコードとなる移籍金4150万ユーロ(当時レートで約51億円)+ボーナス600万ユーロ(当時レートで約7億円)で完全移籍加入した。
1年目の2017-18シーズンは、公式戦35試合で9ゴール6アシストを記録してブンデスリーガ制覇に貢献。2018年夏にはフランス代表の一員としてFIFAワールドカップロシア2018に参加し、母国を優勝に導いた。
しかし、2018-19シーズンの序盤に右ひざ前十時じん帯断裂と外側半月板損傷の大けがを負い、同シーズンを棒に振った。その後も筋肉系トラブルによる負傷離脱を繰り返し、定位置をつかめず。在籍5シーズンで公式戦118試合に出場した。
バイエルンのオリヴァー・カーンCEOは発表に際し、「5年間、コランタン・トリッソは2020年の6冠など、歴史を作った我々のチームの一員だった。彼の努力、献身、そして常に際立った情熱に感謝するとともに、彼の今後の活躍を祈ります」とコメント。
また、ハサン・サリハミジッチSD(スポーツ・ディレクター)は、「コランタン・トリッソの5年間の成功に感謝したい。彼は困難な局面でも決して道を踏み外すことなく、常にクラブのためにすべてを捧げてくれた。彼の今後のキャリアが成功することを祈っている」とコメントしている。
By サッカーキング編集部
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