今夏の去就に注目が集まっているカライジッチ [写真]=Getty Images
シュトゥットガルトに所属するオーストリア代表FWサーシャ・カライジッチが、注目が集まっている自身の去就について言及した。30日、ドイツメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。
現在24歳のカライジッチは、身長2メートルの大型FW。オーストリアのSRドナウフェルトやアドミラを経て、2019年夏にシュトゥットガルトに加入。ここまで公式戦通算57試合に出場し24ゴール9アシストを記録している。今シーズンは肩の負傷によってリーグ前半戦のほとんどを欠場したが、後半戦は14試合に出場し6ゴール2アシストをマーク。シュトゥットガルトの1部残留に大きく貢献した。現行契約は2023年の6月までとなっているが、ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキの退団が噂されているバイエルンや、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが移籍したドルトムントなどからの関心が伝えられており、今夏の去就には注目が集まっている。
バイエルンやドルトムントの他にも、ブライトンやサウサンプトンといったプレミア勢やベンフィカからの関心も噂されているカライジッチは、「どんなオファーでも検討はするよ」と語り、様々なオファーを吟味し慎重に決断を下す姿勢であると明かした。
「おそらく即決することはないだろう。一番重要なのは自分にとって最適な場所を見つけることだ。どんな選択肢も除外することはないし、すべてに対してオープンだよ。どんな結末になるかはわからない。背景には色々なことがあるからね。今はネーションズリーグの試合に集中するよ」
カライジッチの去就については、バルセロナのレヴァンドフスキ獲得交渉にも影響を及ぼすとの見方がなされている。果たしてカライジッチは今夏にどのような決断を下すのだろうか。
By サッカーキング編集部
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