バイエルン退団の意思を強調したレヴァンドフスキ [写真]=Getty Images
バイエルンのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが、同クラブ退団の意思を強調した。7日付で、ポーランドメディア『Onet Sport』が伝えている。
かねてから今季限りでのバイエルン退団を希望しているレヴァンドフスキ。その一方、同選手との現行契約をあと1年残していることから、バイエルンのヘルベルト・ハイナー会長は「契約は契約だ」と語り、レヴァンドフスキの退団を認めない姿勢を示している。
両者が真っ向から対立している中、バイエルン退団の意思を示したレヴァンドフスキは「もっと感動を味わいたいから、僕はこの場所を去るよ」と再び退団表明。続けて「僕の中の何かが消えてしまった。今、それを乗り越えることができない。プロフェッショナルで在りたいと思っても、そうなれないんだ」と心境を明かしている。
またレヴァンドフスキは、バイエルンとの関係性が拗れていることについて「長年クラブに在籍し、常に準備を怠らず、ケガや痛みを抱えながらもベストを尽くしてきたのだから、双方にとって最善の解決策を見つけたい。一方的な決めつけでは、意味がないんだ」と言及。さらに「これだけの成功を収め、意欲とサポートしたことを鑑みれば、ビジネスよりも僕の忠誠心と尊敬の念が優先されるべきだろう。ここで美しい8年間を過ごし、多くの素晴らしい人々に出会った。僕の心の中に、その気持ちを持ち続けたい」と胸中を明かしている。
2014年夏にバイエルンへ加入し、ブンデスリーガ8度の優勝、チャンピオンズリーグ制覇などを成し遂げたレヴァンドフスキ。新天地候補としてバルセロナが挙げられているが、レヴァンドフスキはバイエルンと紡いだ8年間の美しい思い出を綺麗なまま終わらせることができるのだろうか。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト