去就に注目が集まるレヴァンドフスキ [写真]=Getty Images
バイエルンのスポーツディレクター(SD)を務めるハサン・サリハミジッチ氏が、退団希望を公言しているポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキと会話を交わしたようだ。ドイツメディア『ビルト』が伝えている。
レヴァンドフスキについては、今夏の退団希望を公にしたことが話題となっている。クラブには既にプレシーズン活動の参加を拒否をすることを伝えており、7日には「僕はこの場所を去るよ」と発言したことが伝えられた。一方、バイエルンのヘルベルト・ハイナー会長は「契約は契約だ」と語っており、クラブとしてはレヴァンドフスキの退団を認めない姿勢を示している。
このような状況の中、サリハミジッチ氏が電話でレヴァンドフスキと会話する場を設けたという。「今日、彼から電話があった。特にここ数日の彼の公的な発言に関する会話だ」とサリハミジッチ氏は明かしており、「彼の契約状況についての話をした後、我々の立場を明確に説明した」とコメント。依然として、バイエルンはレヴァンドフスキの退団を認めない可能性が高まっている。
現在33歳のレヴァンドフスキは、2014年にドルトムントからバイエルンに完全移籍した。ここまで公式戦375試合に出場し、344ゴール72アシストを記録。ブンデスリーガ、DFBポカール、チャンピオンズリーグなど国内外の様々なタイトル獲得に貢献してきた。レヴァンドフスキとバイエルンの現行契約は2023年夏までとなっているが、果たして“退団騒動”はどのような結末を迎えるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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