FWエンボロのモナコ移籍が迫っているようだ [写真]=Getty Images
ボルシアMGのスイス代表FWブリール・エンボロのモナコ移籍が迫っているようだ。14日付でドイツ紙『ビルト』が報じている。
現在25歳のエンボロはバーゼルの下部組織出身で2014年3月にトップチームデビュー。2014-15シーズンと2015-16シーズンにはスイス・スーパーリーグで二桁ゴールを挙げ、バーゼルのリーグ7連覇に貢献した。スイスでの活躍が評価された同選手は2016年夏にシャルケへ移籍し、3シーズンに渡ってプレーした後、2019年夏に移籍金1000万ユーロ(約12億円)でボルシアMGに加入。1年目から公式戦37試合に出場し8ゴール5アシストを記録するなど、チームの攻撃を牽引した。2021-22シーズンもブンデスリーガで9ゴール3アシストをマークし、ボルシアMGの顔とも呼べる選手のひとりとなっている。
新シーズンに向けてダニエル・ファルケ新監督の下、トレーニングを開始していたエンボロだが、今夏の移籍市場でボルシアMGを退団するようだ。『ビルト』によると、13日の午前中に行われたチームトレーニングには参加したものの、午後に行われたテストマッチは欠場した模様。まもなくモナコに向けて出発する予定であり、ケガのリスクを回避するために出場を見送ったと報じている。
また報道によると、エンボロの移籍金は1200万ユーロ(約16億円)と併せて伝えている。
センターフォワードを主戦場とし、スピードとフィジカルを武器にゴールを量産するエンボロ。果たして、今夏の移籍市場でモナコに加入した日本代表FW南野拓実と共演することとなるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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