シャルケに加入したクラール [写真]=Getty Images
シャルケは14日、スパルタク・モスクワのチェコ代表MFアレックス・クラールが期限付き移籍で加入することを発表した。
期限付き移籍期間は2022-23シーズン終了まで。ロシアとウクライナでプレーする外国籍選手の一時的な契約解除を認める国際サッカー連盟(FIFA)の特例措置を利用して加入する。なお、1年でのブンデスリーガ復帰を果たしたシャルケにとっては、日本代表DF吉田麻也らに続く今夏11人目の補強となる。
現在24歳のクラールはスラヴィア・プラハの下部組織出身。2017年2月に加入したテプリツェでプロデビューを飾り、2019年1月にスラヴィア・プラハへ復帰。同年9月からスパルタク・モスクワに所属している。2021-22シーズンはウェストハムに期限付き移籍したものの、公式戦での出場は6試合にとどまり、買い取りオプションは行使されなかった。
シャルケで背番号「30」を背負うクラールは、「ヨーロッパで最高のリーグの一つで、大きな仕事が待っている。そのために最善の方法で準備したいし、するつもりだ」と意気込みを示している。
また、シャルケのルーヴェン・シュレーダーSD(スポーツディレクター)は、チェコ代表で31試合に出場している守備的MFについて、次のように語っている。
「1.87メートルという身長にもかかわらず、俊敏で高い走力を備えている。ボールに対してクレバーでスキルがあり、スペースを塞ぎ、相手の行動を予測する。また、24歳とは思えないほど経験が豊富だ」
By サッカーキング編集部
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