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“怪物”の後釜として嘱されるも…ドルトムント加入のハラーが意気込む「誰かの後継者ではない」

2022.07.18

新シーズンに向けて意気込みを示したハラー [写真]=Getty Images

 今夏の移籍市場でドルトムントに加入したコートジボワール代表FWセバスティアン・ハラーが、新シーズンに向けて意気込みを示した。17日、ドイツ誌『kicker』が伝えている。

 現在28歳のハラーはオーセル(フランス)でプロキャリアをスタートさせると、フランクフルトやウェストハムを経て、2021年1月にアヤックスへと加入。2021-22シーズンのエールディヴィジでは21ゴールを挙げ、得点王に輝く。オランダでの活躍が評価された同選手は今夏、ドルトムントと2026年6月30日までの4年契約を締結した。

 昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)ではデビューから7試合連続ゴールを記録し、大会史上初の快挙を達成したハラー。今夏にマンチェスター・Cへと移籍した“怪物”FWアーリング・ハーランドの後釜として期待を寄せられている中、同選手は「僕は、誰かの後継者ではない。このクラブでなら自分の才能を活かすことができると思った。信頼に応えるため、ベストを尽くすよ」と告白。また「ゴールを決めること。選手として、ひとりの人間として、自分の能力を発揮し、チームを押し上げ、いつかトロフィーを獲得できるように努力する。そのためにまず、チームとして仲を深めなければならない」とチームに馴染むことが最優先と口にした。

 エールディヴィジ得点王の称号を引っさげて、ブンデスリーガに挑戦するハラー。5季連続でブンデスリーガ得点王の座に就いていたFWロベルト・レヴァンドフスキがバルセロナへと移籍したことで、より熾烈な得点王争いになる可能性について、ハラーは「いなくなっても文句を言うつもりは無いよ(笑)。このリーグに、そのようなことを気にするストライカーはいないと思う。僕は、他人の弱さに期待して何かを成し遂げることはできない」と披瀝。続けて「自分自身で稼がないとね。だからこそ、自分と向き合って、できるだけ多くのゴールを決めることが最も重要なんだ」と得点への姿勢を示している。

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By サッカーキング編集部

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