2ゴールの活躍を見せた鎌田大地 [写真]=Getty Images
DFBポカール1回戦が8月1日に行われ、マクデブルク(2部)とフランクフルト(1部)が対戦した。
フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地はボランチのポジションで先発し、フル出場。また、元日本代表MF長谷部誠(フランクフルト)は66分から、マクデブルクの伊藤達哉は55分からそれぞれ出場した。
4分、マリオ・ゲッツェのパスで左サイドを抜け出したフィリップ・コスティッチがマイナス方向にグラウンダーのボールを供給。走り込んだ鎌田が右足でゴール左隅に流し込み、フランクフルトが先制に成功した。
直後の6分、中盤でボールをカットされ、ショートカウンターを受けたフランクフルトはマクデブルクにPKを献上する。しかし、フランクフルトGKケヴィン・トラップが見事にコースを読み切り、同点ゴールを許さない。
ピンチを凌いだフランクフルトは31分、ゲッツェのパスでDFラインの裏に抜け出したアンスガー・クナウフがボックス内でシュート。これはマクデブルクGKのセーブに阻まれるも、こぼれ球を拾ったイェスパー・リンドストロムがペナルティエリア手前から右足でゴール左に決め、フランクフルトがリードを2点に広げた。前半はこのまま0-2で終了した。
59分、フランクフルトが追加点を奪う。敵陣ペナルティエリア内で相手のパスミスを拾ったリンドストロムが中央に折り返すと、ボールを収めたラファエル・サントス・ボレは後方にパスを供給。走り込んできた鎌田が右足でゴール右隅に突き刺し、リードを3点に広げた。
鎌田のこの試合2ゴール目でリードを広げたフランクフルトは、その後も主導権を握り、マクデブルクにチャンスを与えない。90分にはボックス内に抜け出した途中出場のランダル・コロ・ムアニの折り返しを、こちらも途中出場のルーカス・アラリオが冷静に流し込みリードをさらに広げた。
試合はこのまま終了し、4-0で快勝したフランクフルトが1回戦突破を決めた。フランクフルトの次戦は、8月6日のブンデスリーガ開幕節・バイエルン戦となっている。
【得点者】
0-1 4分 鎌田大地(フランクフルト)
0-2 31分 イェスパー・リンドストロム(フランクフルト)
0-3 59分 鎌田大地(フランクフルト)
0-4 90分 ルーカス・アラリオ(フランクフルト)
By サッカーキング編集部
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