負傷交代となったロイス [写真]=Getty Images
ドルトムントに所属するドイツ代表FWマルコ・ロイスの状態が心配されている。
ブンデスリーガ第7節が17日に行われ、ドルトムントはシャルケと対戦。2年ぶりとなった“ルールダービー”はユスファ・ムココのゴールが決勝点となり、ドルトムントが1-0で勝利を収めた。
しかし、この試合に先発出場していたロイスにはアクシデントが発生。ペナルティエリア手前で足首をひねり、プレー続行が不可能に。担架で運ばれ、32分にピッチを後にしていた。
現時点では負傷の度合いは明らかになっていないが、ドルトムントのエディン・テルジッチ監督は試合後、クラブ公式サイトを通じ「非常に残念だが、マルコは足首を負傷した。ハーフタイムに少ししか話すことができなかったが、その時でも苦しそうだった」と語り、次のように続けた。
「じん帯にどれほどの損傷を受けているかなどは現時点ではわからない。だが、マルコは抜群に調子が良かったので、とても残念だ。彼はキャリアの中で非常に多くの挫折を経験してきた。我々はそれが過ぎ去ったことを期待していた。特に今年はワールドカップの年だしね。見た目ほど深刻ではないことを願っている」
現在33歳のロイスは今シーズンここまで公式戦10試合の出場で3ゴール4アシストを記録し、9月に行われるUEFAネーションズリーグ(UNL)に臨むドイツ代表メンバーにも選出されていた。これまで2014年のワールドカップやEURO2016、EURO2020など代表の主要大会を負傷により欠場を余儀なくされてきた同選手だが、果たして約2カ月で開幕を迎えるFIFAワールドカップカタール2022に出場することはできるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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