バイエルンがテュラムに関心 [写真]=Getty Images
バイエルンは、ボルシアMGに所属するフランス代表FWマルクス・テュラムの獲得を検討しているようだ。10日、ドイツメディア『SPORT1』が報じた。
同メディアによると、9月からバイエルンのチーフスカウトを務めるマルクス・ピラワ氏が、ハサン・サリハミジッチSD(スポーツ・ディレクター)の命を受けて、9日に行われたブンデスリーガ第9節ボルシアMG対ケルン戦をスタンドで視察。テュラムは同試合の終盤にネットを揺らし、5-2の勝利に貢献していた。
ピラワ氏に課せられたミッションは、「今後数週間から数カ月の間、来夏の移籍市場に備え、できるだけ多くのストライカーを精査すること」であり、現時点でテュラムへの関心は具体的なものではないという。ただ、テュラムはボルシアMGとの現行契約が2022-23シーズン限りとなっており、バイエルンにとって魅力的な存在であることは確かだ。
なお、バイエルンのトップターゲットは、トッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケイン。ただ、移籍金や給与の面でケインの獲得は困難を極める。また、ユヴェントスに所属するセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチやインテルに所属するアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスへの関心の噂は「事実無根」だと『SPORT1』は伝えている。
現在25歳のテュラムは、現役時代にパルマやユヴェントス、バルセロナなどで活躍した元フランス代表DFリリアン・テュラム氏の実子。ソショー、ギャンガンを経て、2019年夏からボルシアMGでプレーしている。2020年11月にはフランス代表デビューも果たした。今季のブンデスリーガでは9試合で5得点を挙げ、好調のチームをけん引している。
By サッカーキング編集部
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