ブンデスリーガ第10節が16日に行われ、首位に立つウニオン・ベルリンと4位のドルトムントが対戦。ウニオン・ベルリンの原口元気はベンチ外となった。
勝ち点4差で首位に立つチームを追走するドルトムントが勢いよく試合に入ったが、意外な形で試合が動く。8分、バックパスを右サイドに展開しようとしたドルトムントのGKグレゴール・コベルがピッチに足をとられてスリップ。こぼれたボールをヤニク・ハベラーが押し込んで、ホームのウニオン・ベルリンが先手を奪った。
さらに21分、ウニオン・ベルリンが右サイドの高い位置でボールを奪うと、ボックス中央でセンタリングを収めたジョルダン・シエバチュの落としを、走り込んできたハベラーが右足でシュート。ボックスの手前から放たれた鋭いシュートがゴール左に決まり、ウニオン・ベルリンがリードを広げた。
反撃を試みるドルトムントも何とかゴールをこじ開けようとするが、ウニオン・ベルリンの守備を崩しきれないまま後半へ。そのウニオン・ベルリンは55分、左サイドからのクロスにティモ・バウムガルトルが頭で合わせるが、これはGKコベルの好守に阻まれる。
ドルトムントは後半の頭から3選手を入れ替え、70分にもトルガン・アザールを投入。マルコ・ロイスやユスファ・ムココらがゴールに迫る場面も作ったが、GKフレデリク・レノウの牙城を崩すことはできなかった。結局、試合は2-0のまま終了となり、ホームのウニオン・ベルリンが勝利。上位を争うライバルチームから勝ち点3をもぎ取ることに成功した。
【得点者】
1-0 8分 ヤニク・ハベラー(ウニオン・ベルリン)
2-0 21分 ヤニク・ハベラー(ウニオン・ベルリン)
【動画】ハベラーのドッペルバック! ウニオン・ベルリンの得点ハイライト
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By サッカーキング編集部
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