試合後コメントを残したケヴィン・トラップ [写真]=Getty Images
フランクフルトに所属しているドイツ代表GKケヴィン・トラップが、26日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループD第5節のマルセイユ戦を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
フランクフルトは、現在グループDで最下位に位置しており、負ければ無条件でグループステージ敗退という厳しい状況のなかでのホーム戦となった。直近のブンデスリーガ第11節からはスターティングメンバー1名のみを変更。日本代表MF鎌田大地は中盤でスタメン出場。長谷部誠は負傷のためメンバー外となった。
試合が動いたのは開始3分。自陣左でボールを持ったエヴァン・ヌディカがグラウンダーのクロスボールを送り、イェスパー・リンドストロムのスルーから鎌田にボールが渡る。ペナルティエリア手前から少し持ち出して、右足でゴールネットを揺らした。
22分にはマルセイユの反撃を受け、試合は振り出しに戻った。しかし、直後の27分にランダル・コロ・ムアニがリンドストロムとのワンツーから勝ち越しゴールを決めると、試合このまま動かず。2-1で勝利を収めたフランクフルトはグループ3位に浮上し、最終節の結果次第では自力で決勝トーナメント進出を決められる状況となった。
試合後、フランクフルトのGKトラップは「今夜は力を使い果たした。最後、私たちはとても成熟したプレーができた。しかし、非常に緊張感のあるゲームだった。このレベルの相手に対しては、2-1のリードはたいしたことがない。3点目が入れば最高だっただろう」と振り返った。
さらにトラップは「私たちはたくさんの得点機会があったのに、正しいラストボールを出すチャンスを逃した。もう1点取れば、もっと冷静にプレーできただろう」とコメント。しかし、勝ち越し弾となった27分のランダル・コロ・ムアニのゴールについては「ハーフタイム前にあのようなチャンスを作れたことは大きな成果だ」とチームを讃えた。
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By サッカーキング編集部
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