神村学園のFW福田師王がボルシアMG加入へ(写真は昨年12月)[写真]=Getty Images
ボルシアMGは27日、神村学園高校(鹿児島県)サッカー部所属のFW福田師王が、来年1月15日に加入することを発表した。
クラブの発表によると、同選手はU-23チームでの起用が予定されているが、U-19チームでのプレーも可能だという。
福田は鹿児島県出身の現在18歳。神村学園中を経て神村学園高へ進学し、全国屈指のサッカー名門校として知られている同校で1年生時から定位置を掴み、試合に出場している。1年生時の全国高校サッカー選手権大会では3試合の出場で1ゴールを挙げ、大会の優秀選手39名に名を連ねた。
2年生時には全国高等学校総合体育大会(インターハイ)で大会得点王に輝く活躍を見せ、チームのベスト8進出に大きく貢献。また、全国高校サッカー選手権大会では2年連続で大会優秀選手に選出された。また、昨年はU-18日本代表候補、今年はU-19日本代表候補に選出されている。
ボルシアMGのユース年代のディレクターを務めるミルコ・サンドメラー氏はクラブ公式サイトを通じて「J1リーグから多くのオファーがあったにも関わらず、福田師王がボルシアMGへの入団を選択してくれたことを嬉しく思う。彼は技術に優れ、機敏で、発展性のあるストライカーだ。大きな可能性を秘めている」と、福田への期待を語っている。
また、加入が内定した福田もボルシアMGのクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表した。
「伝統あるビッグクラブでプレーできることをとても光栄に思います。まだまだ若い選手ではありますが、ボルシアMGへの移籍を決断したのは、このクラブが自分の成長にとって最高の場であると思ったからです」
ボルシアMGは5度のブンデスリーガ制覇や3度の国内カップ戦制覇を誇る名門として知られており、現在は日本代表DF板倉滉がプレーしている。
By サッカーキング編集部
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