ブンデスリーガ第14節が各地で開催された [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第14節の5試合が9日に各地で行われた。
鎌田大地と長谷部誠が所属するフランクフルトはホームでホッフェンハイムと対戦。6分、イェスパー・リンドストロムのヒールパスを受けた鎌田がドリブルでボックス内に侵入し、相手DFに倒されながらもボールを繋ぐと、これを受けたジブリル・ソウがゴール右へ冷静に流し込みフランクフルトが先制。8分にはリンドストロムのシュートを相手GKが弾いたところをランダル・コロ・ムアニがボレーで叩き込み、リードを2点に広げた。
勢いに乗るフランクフルトは29分にコロ・ムアニの折り返しをエリック・ジュニオール・ディナ・エビンベが流し込み早くも3点目を奪う。しかし、38分と46分に失点を喫し、一気に1点差にまで詰め寄られた。嫌な流れの中で迎えた56分、ドリブルでボックス内に侵入したコロ・ムアニの折り返しにリンドストロムが合わせ再びリードを広げた。その後スコアは動かず、フランクフルトが4-2で勝利しブンデスリーガで4位に浮上している。なお、鎌田はこの試合にフル出場。長谷部はメンバー外となっている。
堂安律が先発出場したフライブルクは公式戦4連勝中のライプツィヒと敵地で対戦。スコアレスで迎えた54分、右CKの流れからモハメド・シマカンが豪快なボレーシュートでネットを揺らしライプツィヒが先制に成功。56分にはソボスライ・ドミニクのスルーパスに抜け出したクリストファー・エンクンクがGKとの一対一を冷静に制し、リードを2点に広げた。
フライブルクは66分、右サイドからのロングスローのこぼれ球を拾ったルーカス・キュブラーがダイレクトボレーでゴール右上隅に突き刺し1点を返すが、78分にエミル・フォルスベリにPKを決められ反撃もここまで。試合はこのまま3-1で終了し、フライブルクはリーグ戦4試合ぶりの黒星を喫した。なお、堂安は59分までプレーしている。
吉田麻也が所属するシャルケはホームでマインツと対戦。10分、シモン・テロッデが後方からのパスに抜け出すと、GKとの一対一を落ち着いて沈め、シャルケが先制に成功する。その後は両チームともチャンスを作り合う展開となるが、互いにフィニッシュやラストパスの精度を欠きネットを揺らすことは出来ず。試合はそのまま終了し、1点のリードを守り切ったシャルケが今シーズンの2勝目を手にした。
原口元気が所属するウニオン・ベルリンはホームでアウクスブルクと対戦。7分に後方からのロングフィードでDFラインの背後へ抜け出したジェラルド・ベッカーがゴールへ流し込みホームチームが先制するも、直後の8分に左からのロングスローのこぼれ球を拾ったフロリアン・ニーダーレヒナーがゴール右隅に沈め、アウクスブルクが試合を振り出しに戻す。ウニオン・ベルリンは22分にFKにケヴィン・ベーレンスが頭で合わせ勝ち越しに成功したが、39分に再びニーダーレヒナーのゴールで同点に追いつかれる。後半にスコアは動かず、試合は2-2で終了した。なお、原口は70分からピッチに立っている。
そのほか、ケルンとレヴァークーゼンが対戦し、レヴァークーゼンが2-1で勝利を収めている。
9日に行われたブンデスリーガ第14節の結果は以下の通り。
■ブンデスリーガ第14節
▼9日開催
ケルン 1-2 レヴァークーゼン
ライプツィヒ 3-1 フライブルク
ウニオン・ベルリン 2-2 アウクスブルク
フランクフルト 4-2 ホッフェンハイム
シャルケ 1-0 マインツ
▼8日開催
ヴォルフスブルク 2-0 ドルトムント
バイエルン 6-1 ブレーメン
ボーフム 2-1 ボルシアMG
シュトゥットガルト 2-1 ヘルタ
By サッカーキング編集部
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