右足で絶妙なアシストを見せた堂安律 [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第15節が行われ、MF堂安律が所属するフライブルクとMF原口元気が所属するウニオン・ベルリンが対戦した。堂安と原口はいずれも先発出場し、堂安は76分まで、原口は60分までプレーしている。
前節終了時点で勝ち点「27」で並び、バイエルンに次いで2位と3位につけるウニオン・ベルリンとフライブルクの上位対決。試合は立ち上がりの4分、フライブルクはPKを獲得すると、これをビンチェンツォ・グリフォが決めて幸先よく先制する。さらに2分後には、カウンターからまたもグリフォが決め、早くも2点のリードを手にする。
反撃したいウニオンは、続く9分にPKのチャンスを迎えるも、これをロビン・クノッヘが失敗。さらに20分にはまたもフライブルクにPKを献上すると、このプレーでディオゴ・レイテが一発退場に。フライブルクはグリフォが再び冷静にPKを沈め、ハットトリックを達成する。そして45+1分には、密集地帯で前を向いた堂安が右足で絶妙なラストパスを送ると、ミヒャエル・グレゴリッツが鮮やかなループシュートを決めて4ゴール目を奪った。
前半でほとんど勝負を決定づけたフライブルクは、終盤にPKで1点を返されるも、1人少ない相手にそれ以上リードを縮めさせず、このまま4-1で勝利。堂安のお膳立ても光り、上位対決を制して2位に浮上した。また、ウニオン・ベルリンは2位から一気に5位へ転落し、リーグ再開を待つこととなった。
この試合を最後に、ブンデスリーガはワールドカップによる中断期間へ。中断明けの次節、フライブルクは1月21日にアウェイでヴォルフスブルクと、ウニオン・ベルリンは同日にホームでホッフェンハイムと対戦する。
【得点者】
1-0 4分 ビンチェンツォ・グリフォ(PK/フライブルク)
2-0 6分 ビンチェンツォ・グリフォ(フライブルク)
3-0 20分 ビンチェンツォ・グリフォ(PK/フライブルク)
4-0 45+1分 ミヒャエル・グレゴリッツ(フライブルク)
4-0 85分 スベン・ミケル(PK/ウニオン・ベルリン)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト