スイス代表の一員としてカタールW杯にも出場したゾマー [写真]=Getty Images
バイエルンがボルシアMG所属のスイス代表GKヤン・ゾマーに関心を寄せているようだ。20日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが長きに渡り絶対的な守護神として君臨しているバイエルン。しかし、同選手はオフ中に下腿部骨折の大けがを負い、今月9日に手術を実施。今シーズン中の戦線復帰が絶望的となった。この事態を受けバイエルンはモナコに期限付き移籍中のドイツ人GKアレクサンダー・ニューベルの呼び戻しを検討。また、それと並行して新たなGK獲得の可能性についても議論がなされているようだ。
すでにクロアチア代表GKドミニク・リヴァコヴィッチ(ディナモ・ザグレブ)やコスタリカ代表GKケイラー・ナバス(パリ・サンジェルマン/フランス)、モロッコ代表GKボノ(セビージャ)らの名前が挙がっているが、バイエルンはゾマーについても獲得候補としてリストアップしており、同選手の動向を注視しているという。
報道によると、バイエルン側はすでにゾマーの代理人と接触しており、水面下で交渉を進めているという。同選手とボルシアMGとの契約は2023年6月末をもって満了を迎えるため、所属クラブ側も退団の可能性について考慮しているようだ。現段階で話し合いに大きな進展は見られないものの、バイエルンは今後も交渉を継続していくものと見られている。
現在34歳のゾマーは2014年夏からボルシアMGに在籍。同クラブの絶対的守護神としてここまで公式戦通算335試合に出場している。また、2012年5月にデビューを飾ったスイス代表ではここまで公式戦80試合に出場。FIFAワールドカップカタール2022でも3試合でゴールマウスを守り、同国代表のベスト16進出に貢献した。
なお、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、インテルも来夏のゾマー獲得に興味を示しているという。
By サッカーキング編集部
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