ドルトムント、ノルウェー代表DFリエルソンを獲得！…ウニオン・ベルリンでは右SBの主力として活躍

　ドルトムントは17日、ウニオン・ベルリンからノルウェー代表DFユリアン・リエルソンを完全移籍で獲得したことを発表した。

　契約期間は2026年6月末までの約3年半で、背番号は「26」に決定。ドイツメディア『スカイスポーツ』によると、移籍金は500万ユーロ（約7億円）程度だとされている。

　現在25歳のリエルソンは右サイドバック（SB）を主戦場とするプレーヤー。母国のバイキングFKの下部組織を経て2015年夏にトップチーム昇格を果たし、2018年夏にウニオン・ベルリンに完全移籍で加入した。同クラブで徐々に出場機会を増やすと、昨シーズンは公式戦通算36試合に出場し3ゴールをマーク。ブンデスリーガで5位と躍進したチームを牽引した。また、今シーズンはここまで公式戦21試合に出場している。

　また、2020年夏にデビューを飾ったノルウェー代表としては、ここまで国際Aマッチ通算15試合に出場。代表でも右SBを主戦場に活躍している。

　ドルトムント加入が決定したリエルソンは、同クラブの公式サイトを通じて次のようにコメントしている。

「ウニオン・ベルリンを去るのは簡単な決断ではなかった。この特別なクラブ、チームメイト、スタッフ、そしてファンには多くの恩義を感じているよ。アルテン・フェルステライ（ウニオン・ベルリンの本拠地）で過ごした時間は、いつまでも楽しい思い出として残り続けるだろう」

「しかし、今はドルトムントでの新しい章を楽しみにしているよ。ブンデスリーガ、チャンピオンズリーグ（CL）、DFBポカールでチームの目標達成に貢献したいと思っている。僕はこれまでアウェイチームの一員として、ジグナル・イドゥナ・パルク（ドルトムントの本拠地）の雰囲気を体験してきた。とても感動したし、有名な黄色い壁を背にプレーした時にどのような感じがするのか、すでに強い興味と興奮を感じているよ」