ボルシアMGが獲得を目指すオムリン [写真]=Icon Sport via Getty Images
日本代表DF板倉滉が所属するボルシアMGは、モンペリエに所属するスイス代表GKヨナス・オムリンの獲得に動いているようだ。18日、ドイツメディア『スカイ・ドイツ』が報じた。
現在、ボルシアMGのスイス代表GKヤン・ゾマーはバイエルンへの移籍が取り沙汰されており、ボルシアMGは守護神の代役確保に動いている。『スカイ・ドイツ』によると、同クラブはオムリンと2027年6月30日までの契約で口頭合意したようだ。
ただ、モンペリエとのクラブ間合意にはまだ達しておらず、現地時間18日にさらなる交渉が行われるという。モンペリエは700万ユーロから1000万ユーロ(約10〜14億円)の移籍金でオムリンを手放すと見られている。
一方、ゾマーの移籍交渉については、バイエルンから800万ユーロ(約11億円)+ボーナス100万ユーロ(約1億4000万円)のオファーが届いたものの、ボルシアMGはこれを拒否していた。
バイエルンとボルシアMGの交渉が決裂したわけではない。ドイツ紙『ビルト』のバイエルン番であるクリスティアン・ファルク記者は、「ボルシアMGがオムリンを確保した場合、バイエルンが提示した上記オファーを受け入れることを両クラブが約束している」と報じている。
ゾマーの後釜としてボルシアMGが獲得を目指すオムリンは、先日に29歳の誕生日を迎えた身長190センチのGK。スイスの複数クラブを経て、2020年夏にバーゼルからモンペリエに完全移籍した。1年目から正GKとして活躍しており、リーグ・アン通算74試合の出場で118失点と15回のクリーンシートを記録している。2018年11月からスイス代表に招集されており、2020年10月にA代表デビュー。FIFAワールドカップカタール2022のメンバーにも選出されていた。
By サッカーキング編集部
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