ブンデスリーガ第16節が行われた [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第16節の5試合が日本時間21日23時30分から行われた。
■プロデビューの上月は何度もゴール前に顔を出したが…
フランクフルトvsシャルケでは日本人対決が実現。フランクフルトのMF鎌田大地、シャルケのDF吉田麻也とFW上月壮一郎が先発し、フランクフルトのDF長谷部誠はベンチスタートとなった。先日にプロ契約を結んでトップチームデビューを果たした上月はゴール前で積極的な姿勢を見せるが、22分にフランクフルトがイェスパー・リンドストロムの得点で先制する。
32分、シャルケに絶好機が訪れる。ペナルティエリア右でボールを収めた上月が右足を振り抜いたが、惜しくも右ポストを叩いた。1点ビハインドで折り返した後半立ち上がりにも、シャルケが決定機を迎える。左サイドで獲得したフリーキックからイェレ・ウロネンがピンポイントクロスを供給。ゴール前の上月が頭で合わせたものの、相手GKケヴィン・トラップに防がれた。
上月は74分、鎌田は81分までプレー。フランクフルトは84分にラファエル・ボレが待望の追加点を挙げると、後半アディショナルタイムにオーレリオ・ブタがトドメの3点目。3-0で勝利したフランクフルトは2位に浮上した。
■遠藤航が今季初アシスト
MF遠藤航とDF伊藤洋輝が先発出場したシュトゥットガルトは、ホームでマインツと対戦。37分に先制する。ナウイル・アハマダのパスをペナルティエリア手前で受けた遠藤は、ワンタッチで相手DFラインの背後にスルーパスを通す。これに反応したセール・ギラシが相手GKとの一対一を制した。遠藤は今季初アシストを記録した。しかしその直後にPKを献上し、これをマルクス・イングヴァルトセンに決められて追いつかれてしまう。後半に得点は生まれず、1-1のドローに終わった。
■堂安スタメンのフライブルクは大敗…ウニオンの原口、ボーフムの浅野も出場
MF堂安律が先発したフライブルクは、敵地でヴォルフスブルクと対戦。開始2分、シンプルな中央突破を許して先制点を決められると、28分と37分にヨーナス・ヴィンドのドッペルパックで点差を3点に広げられてしまう。さらに56分、スローインのミスからヴォルフスブルクに4点目を奪われ、80分、そして試合終了間際にも失点。フライブルクの再開初戦は0-6の大敗となった。
ウニオン・ベルリンのMF原口元気は、ホッフェンハイム戦で先発出場。ウニオンは43分にカウンターを喰らってビハインドで折り返す。原口は63分までプレー。ウニオンは73分、左コーナーキックにダニーリョ・ドゥーヒが合わせて試合を振り出しに戻す。さらに89分、ドゥーヒが再び左コーナーキックに合わせて逆転に成功。そして試合終了間際、カウンターをジェイミー・ルウェリングが仕上げてリードを広げる。3-1で勝利したウニオンは3位に浮上した。
ボーフムはホームでヘルタ・ベルリンと対戦。フィリップ・ホフマンがドッペルパックを達成すると、デビュー戦のケヴェン・シュロッターベックにも得点が生まれ、3-1で勝利した。ボーフムのFW浅野拓磨はベンチスタートとなり、72分から出場した。
これまでに行われた第16節の試合結果と残りの対戦カードは以下の通り。
■試合結果
▼1月20日(金)
ライプツィヒ 1-1 バイエルン
▼1月21日(土)
ウニオン・ベルリン 3-1 ホッフェンハイム
フランクフルト 3-0 シャルケ
ヴォルフスブルク 6-0 フライブルク
ボーフム 3-1 ヘルタ・ベルリン
シュトゥットガルト 1-1 マインツ
■今後の対戦カード
※キックオフは日本時間
▼1月21日(土)
26時30分 ケルン vs ブレーメン
▼1月22日(日)
23時30分 ドルトムント vs アウクスブルク
25時30分 ボルシアMG vs レヴァークーゼン
By サッカーキング編集部
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