バイエルンからモナコに期限付き移籍中のニューベル [写真]=Icon Sport via Getty Images
バイエルンからモナコに期限付き移籍中のドイツ人GKアレクサンダー・ニューベルが、ドイツ王者でのポジション争いに言及した。21日、ドイツメディア『スカイ・ドイツ』がコメントを伝えた。
バイエルンではドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが絶対的な守護神として君臨している。ニューベルはその後継者候補として2020年夏にシャルケから加わったものの、出場機会を得られず、2021年夏に2年間の期限付き移籍でモナコに加入した。今季は、リーグ・アン、チャンピオンズリーグ予選、ヨーロッパリーグ本戦で全試合に出場している。
そんななか、FIFAワールドカップカタール2022終了直後、ノイアーが休暇中に今季絶望の大けがを負うアクシデントが発生。ニューベルの呼び戻しも検討されていたが実現せず、バイエルンはボルシアMGからスイス代表GKヤン・ゾマーの獲得に至った。
ニューベルは自身のモナコ残留について、「彼ら(モナコ)が僕を手放したがらなかった。僕の方向性を示す良い兆候とも言えるだろう。ここではスポーツ部門から多くの信頼を得られている。それが、今もここでプレーする主な理由だ」と『ZDF』に対しコメント。ノイアーの代役となることは「もちろん非常に大きなタスク」だとしつつ、「だけど、モナコでは昔も今も自分のことに全力を注いでいる。僕は幸せだし、今はそれが一番大事なことだ」と言葉を続け、モナコでの生活に満足していることを明かした。
バイエルンとの契約は2025年夏まで。契約満了日が同じゾマーの登場により、ニューベルの将来は不透明なものとなっている。それでも、26歳は自身のキャリアプランについて、「いずれはバイエルンでプレーすること」だと説明している。
By サッカーキング編集部
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