バイエルンでゴールを量産しているチュポ・モティング [写真]=Getty Images
バイエルンがカメルーン代表FWエリック・マキシム・チュポ・モティングとの契約延長を検討しているようだ。22日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在33歳のチュポ・モティングは2020年1月にパリ・サンジェルマン(PSG)からフリーでバイエルンに加入した。各国のタレントを多く擁する同クラブでの序列はそれほど高くなく、控えに回る機会が多かったものの、ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが退団した今シーズンは出場機会が増加。ここまで公式戦17試合に出場し、チームトップタイとなる12ゴールをマークしている。
今年6月末をもってバイエルンとの現行契約が満了を迎えるチュポ・モティング。来シーズン以降の去就は未だ不透明となっているものの、今回の報道によるとバイエルン側は同選手との契約延長を検討しており、代理人と交渉を行なっているという。バイエルンのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるハサン・サリハミジッチ氏も、ドイツ紙『ビルト』の取材に対し次のようにコメントし、チュポ・モティングの残留を希望している旨を明かした。
「我々はチュポ・モティングの代理人と非常に良好な話し合いを行なっており、彼に是非とも残留して欲しいと思っている。本人も残りたいと言っている。両者にとって非常に良い前提条件が揃っていると言えるだろう。彼はこのクラブで良い時期を過ごしているし、チームに溶け込んでプレーしている。彼のプレーを見られるのは喜ばしいことだ」
なお、バイエルンの指針では30歳以上の選手に対して複数年契約を提示できないことになっているものの、チュポ・モティング自身は2年間の契約延長を希望しているという。
By サッカーキング編集部
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