アペルカンプ真大(左)、田中碧(右)は共に白星に貢献 [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ2部第18節が27日に行われ、デュッセルドルフとマクデブルクが対戦した。
ウィンターブレイクによる中断期間が終了し、1部に続いて2部の戦いも再開を迎えた。デュッセルドルフはホームでマクデブルクと対戦。デュッセルドルフに所属している田中碧、アペルカンプ真大は先発に名を連ねた。一方、マクデブルクに所属している伊藤達哉はベンチからのスタートとなっている。
試合は開始早々から撃ち合いの様相を見せる。デュッセルドルフは5分、アペルカンプのスルーパスに抜け出したダヴィド・コフナツキがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得するも、コフナツキ自ら狙ったシュートはゴール左に外れてしまう。すると直後の6分、モリッツ・ブローニ・クワルテンが裏への飛び出しからゴールネットを揺らし、マクデブルクが先手を取った。
立ち上がりにPKを失敗したデュッセルドルフだったが、9分にアペルカンプの蹴ったコーナーキックからコフナツキがヘディングシュートを沈め、即座に同点に追いつく。34分にもコフナツキがこの日2点目を決め、デュッセルドルフが逆転に成功してハーフタイムに突入した。
後半に入るとデュッセルドルフがやや優勢に試合を進めたが、追加点を奪えない。すると59分、マクデブルクも反撃へ。右サイドからのクロスボールからルク・カスタイニョスが狙うも、この一撃はポストに嫌われる。だが、このこぼれ球をクワルテンが押し込み、マクデブルクが試合を降り出しに戻した。同点ゴールからおよそ10分後の68分には、伊藤がピッチに送り出されている。
その後はホームチームが再び多くのチャンスを作り出す。74分には田中がドリブルで持ち運び、そのまま左足でフィニッシュまで持ち込むも、この一撃はGKに阻まれる。それでも84分、敵陣でボールを奪ったところからロウヴェン・ヘニングスが左へ繋ぐ。ペナルティエリア手前でボールを受けたアペルカンプはワントラップから左足を振り抜くと、強烈な一撃がニア上に突き刺さった。アペルカンプの今季5ゴール目で、土壇場でデュッセルドルフが再びリードを奪った。
試合はこのままタイムアップ。2連敗を喫して中断期間に突入していたデュッセルドルフにとって、これが3試合ぶりの白星に。一方、マクデブルクは苦しい3連敗となっている。なお、デュッセルドルフのアペルカンプは87分までプレー。田中はフル出場を果たした。
次節、デュッセルドルフは2月3日にパーダーボルンと敵地で対戦する。一方、マクデブルクは同5日にカールスルーエをホームに迎える予定だ。
【得点者】
0-1 6分 モリッツ・ブローニ・クワルテン(マクデブルク)
1-1 9分 ダヴィド・コフナツキ(デュッセルドルフ)
2-1 34分 ダヴィド・コフナツキ(デュッセルドルフ)
2-2 59分 モリッツ・ブローニ・クワルテン(マクデブルク)
3-2 84分 アペルカンプ真大(デュッセルドルフ)
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト