ダニ・オルモが数週間程度の離脱へ [写真]=Getty Images
ライプツィヒは28日、同クラブに所属しているスペイン代表MFダニ・オルモの負傷状況を報告した。
オルモはFIFAワールドカップカタール2022およびウィンターブレイク明けのブンデスリーガで3試合連続のスタメン出場。24日に行われた第17節シャルケ戦では1ゴール2アシストを記録し、6-1での勝利に貢献していた。27日に行われたブンデスリーガ第18節のシュトゥットガルトにも先発出場したものの、同試合で負傷。ハーフタイムでピッチを後にしており、状態が心配されていた。
ライプツィヒのクラブ公式HPによると、オルモは左太ももの筋繊維を断裂したという。現時点で明確な離脱期間は明かされておらず、ライプツィヒは「数週間程度の離脱」と発表するにとどめた。ドイツメディア『ビルト』によると、2月1日に予定されているDFBポカール・ラウンド16のホッフェンハイム戦、同4日開催予定のブンデスリーガ第19節ケルン戦の欠場は確実視されている。回復の度合い次第では、同22日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)ファーストレグのマンチェスター・C戦にも間に合わない可能性があるという。
今シーズン、オルモはここまで行われた公式戦17試合に出場して4ゴール6アシストをマーク。FIFAワールドカップカタール2022ではスペイン代表の一員として全4試合に出場し、1ゴール1アシストを記録していた。一方、2022年9月には左ひざ内側じん帯を部分断裂。約6週間の離脱を強いられていた。オルモにとっては今季2度目の負傷離脱となっている。
また、ライプツィヒは他の離脱選手の状況も報告。フランス代表の一員としてカタールW杯に向けた調整を続けていた時に外側側副じん帯(LCL)を断裂した同FWクリストファー・エンクンクは、既にピッチ上での個人トレーニングを再開させているという。U-22フランス代表DFモハメド・シマカンも筋肉系の負傷から回復し、第18節のシュトゥットガルト戦では出場こそなかったもののメンバー入りを果たしていた。ひざを痛めていたセネガル代表DFアブドゥ・ディアロも復帰間近に迫っているようだ。
現在絶好調のライプツィヒは16試合無敗をキープしている。ブンデスリーガでは3位につけており、首位のバイエルンとの勝ち点差は「2」、2位のウニオン・ベルリンとの勝ち点差は「1」という状況だ。クラブ史上初のブンデスリーガ制覇、そしてCLでの躍進を狙うシーズン後半戦に向けて、オルモの負傷は痛手となりそうだ。
By サッカーキング編集部
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