フランクフルトで共にプレーするランダル・コロ・ムアニと鎌田大地 [写真]=Getty Images
フランクフルトに所属するフランス代表FWランダル・コロ・ムアニが、ブンデスリーガの得点関与数の記録を塗り替えたようだ。29日、ドイツ紙『キッカー』が伝えている。
現在24歳のコロ・ムアニは、フランスのナントの下部組織出身で、2018年にトップチームに昇格。ミランなどからの関心が噂される中、2022年7月にフランクフルトに加入した。また、FIFAワールドカップカタール2022では開幕前にフランス代表に追加招集され、3試合に出場。モロッコ代表と戦った準決勝で追加点を挙げ、決勝進出に大きく貢献した。
そんなコロ・ムアニはフランクフルト加入初年度ながら、主力として活躍し、ここまで公式戦26試合の出場で10ゴール12アシストを記録。28日に行われたブンデスリーガ第18節バイエルン戦では鎌田大地のアシストから同点弾を挙げ、ブンデスリーガのデビューシーズンながらここまで17試合出場で19得点(7ゴール12アシスト)に関与している。
1988-89シーズンから記録を取り始めた『キッカー』によると、ブンデスリーガデビューから最初の17試合で19得点に関与したのは、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドと元ブラジル代表MFジエゴ氏が記録した18得点を上回り、コロ・ムアニが史上初の選手になったという。
記録を更新したコロ・ムアニについてフランクフルトのキャプテンを務めるセバスティアン・ローデは、「残忍なまでのクオリティーを持った素晴らしいストライカー」と絶賛するなど、その攻撃力はチームメイトからも認められているようだ。
また、ドイツサッカー界のレジェンドでサッカー解説者のローター・マテウス氏は、「シーズンを通して彼のパフォーマンスには感激している。彼は喜びと自信とスピードを持ってプレーしている。良いドリブル、良いシュート、チームメイトへの良いラストパス。彼はブンデスリーガの資産だ」とコロ・ムアニに賛辞を送っている。
By サッカーキング編集部
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