ブンデスリーガ [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第19節が4日に各地で行われた。
堂安律が所属している5位のフライブルクは敵地で4位ドルトムントとの“直接対決”に臨んだ。17分には試合の行方を大きく左右する“アクシデント”が発生。カリム・アデイェミの突破をファウルで止めたキリアン・シルディリアがこの日2枚目のイエローカードで退場となり、フライブルクは早い時間帯で10人での戦いを強いられた。ドルトムントは25分にニコ・シュロッターベックが先制点を挙げたものの、フライブルクは前半終了間際にルーカス・ヘーラーが同点ゴールを記録。1-1で折り返したものの、後半にはドルトムントが一挙4ゴールを叩き込んだ。精巣腫瘍の治療から復帰して4試合目のセバスティアン・ハラーは、復活を告げるドルトムントでの初ゴールを決めている。なお、堂安はスタメン出場。67分までプレーした。
ブンデスリーガ直近7試合を4勝3分と無敗で駆け抜け、現在6位につけているフランクフルトは、ホームにヘルタ・ベルリンを迎えた。試合は21分にランダル・コロ・ムアニのPKでフランクフルトが先制。続く28分にはマリオ・ゲッツェのパスを受けたイェスパー・リンドストロムがスルーパスを送ると、抜け出したコロ・ムアニが右足ダイレクトで再びゴールネットを揺らした。後半アディショナルタイムにはアウレリオ・ブタがトドメの3点目。試合はこのままタイムアップを迎え、フランクフルトがブンデスリーガ3試合ぶりの白星を手にしただけでなく、8戦無敗をキープした。鎌田大地はスタメン出場し、69分までプレー。長谷部誠はフル出場を果たした。
現在ブンデスリーガ2連敗中で残留争いを強いられているボーフムは、ホームでホッフェンハイムと激突。試合はボーフムがフィリップ・ホフマン、フィリップ・フェルスターのゴールで2点をリードすると、40分には2試合ぶりのスタメン出場を果たした浅野に見せ場が到来する。ゴールキックを前線で味方が競り勝つと、クリストファー・アントウィ・アジェイの落としに浅野が反応。そのままスピードを上げてボールを持ち運ぶと、シザースからペナルティエリア内に侵入し、左足でGKの股を通す一撃を沈めた。浅野の今季ブンデスリーガ初ゴールで、ボーフムが3-0でハーフタイムに突入。後半には互いに2点を奪い合い、最終的に5-2でタイムアップを迎えた。浅野は84分までプレーしている。
日本代表のセンターバック対決として注目が集まったボルシアMGとシャルケの一戦はスコアレスドローで終了。ボルシアMGの板倉滉、シャルケの吉田麻也は共にフル出場を果たした。シャルケの上月壮一郎は66分までプレー。積極的な姿勢でゴールに迫る場面を作ったものの、2試合ぶりの得点とはならなかった。
4日に開催されたブンデスリーガ第19節の結果一覧は下記の通り
▼第19節結果
ドルトムント 5-1 フライブルク
ウニオン・ベルリン 2-1 マインツ
ケルン 0-0 ライプツィヒ
フランクフルト 3-0 ヘルタ・ベルリン
ボーフム 5-2 ホッフェンハイム
ボルシアMG 0-0 シャルケ
By サッカーキング編集部
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