バイエルンがボーフムを撃破 [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ第20節が11日に行われ、バイエルンとボーフムが対戦した。
現在ブンデスリーガ首位を走るバイエルンは、年明けから再開したブンデスリーガで3試合連続ドローと勝てない時期を過ごしていたものの、5日に開催された前節のヴォルフスブルク戦で4試合ぶりの白星を掴んだ。ブンデスリーガ2連勝、DFBポカールも含めた公式戦だと3連勝を目指す今節は、ジョアン・カンセロ、レロイ・サネ、セルジュ・ニャブリらをスタメンで送り出した。一方、ボーフムはブンデスリーガ2連敗を経て、前節のホッフェンハイム戦では5-2と大勝。浅野拓磨は同試合で今季のブンデスリーガ初得点を記録していた。今節、浅野はベンチからのスタートに。“絶対王者”相手のブンデスリーガ2試合連続ゴールに期待がかかる。
試合は序盤からバイエルンが押し込む展開となり、前半も終盤に差し掛かった41分には先制に成功。自陣ペナルティエリアでボーフムのロングスローを跳ね返すと、最終ラインでボールをGKに下げようとしたセイディー・ヤンコのボールが短くなってしまう。このミスを見逃さなかったトーマス・ミュラーが落ち着いてゴールネットを揺らし、バイエルンが先手を取ってハーフタイムに突入した。
後半に入っても試合の様相は変わらない。64分にはサネがジャマル・ムシアラとのワンツーで中央を前進。ボールを受けたレオン・ゴレツカが縦に付けると、ムシアラはペナルティエリア右へと繋ぎ、最後はキングスレイ・コマンがGKの股を抜く一撃を沈めた。途中からピッチに立ったばかりのコマンが早速結果を残し、バイエルンがリードを広げた。
73分には左サイドからペナルティエリアに侵入したニャブリが、積極的な仕掛けで相手のファウルを誘発。このPKをニャブリ自らゴール左下に沈め、試合を決定付けた。
試合はこのままタイムアップ。快勝を飾ったバイエルンが再び連勝街道を走ることとなった。一方。ボーフムはブンデスリーガ2試合ぶりの黒星に。DFBポカールも含めるとこれで公式戦2連敗となった。浅野は68分からピッチに立っている。
この後、バイエルンは14日に敵地で開催されるチャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)のパリ・サンジェルマン戦を戦い、次節では18日に板倉滉が所属しているボルシアMGと敵地で対戦する。一方、ボーフムは18日に堂安律が所属しているフライブルクとのホーム戦に臨む予定だ。
【得点者】
1-0 41分 トーマス・ミュラー(バイエルン)
2-0 64分 キングスレイ・コマン(バイエルン)
3-0 73分 セルジュ・ニャブリ(PK/バイエルン)
By サッカーキング編集部
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