バイエルンを救ったDFデ・リフトのスーパープレー [写真]=Getty Images
バイエルンのスイス代表GKヤン・ゾマーが、8日に行われたチャンピオンンズリーグ(CL)・ラウンド16セカンドレグのパリ・サンジェルマン(PSG)戦を振り返った。同日、ドイツ誌『Kicker』が伝えている。
2019-20シーズン以来となる“ビッグイヤー”戴冠を目指すバイエルンは、CL・ラウンド16でPSGと対戦。ここまでCL7戦全勝の“ブンデスの盟主”はセカンドレグでも、その強さを遺憾無く発揮した。61分にFWエリック・マキシム・チュポ・モティングが先制点を挙げると、89分にはFWセルジュ・ニャブリが追加点。バイエルンはセカンドレグを2-0で制し、2戦合計スコア3-0でPSGを退けている。
スコアレスで迎えた37分、PSGのハイプレスに屈したGKヤン・ゾマーが自陣ペナルティエリア内でボールを失う決定的なミスを犯したものの、DFマタイス・デ・リフトが寸前のところでカバーし、失点を免れていた。このシーンを振り返ったゾマーは「彼の家の玄関先に、トラック一杯に積んだスイスのチョコレートを贈るつもりだ。もしもあのプレーがなければ、この試合はまったく違った結末を辿っていただろう」とデ・リフトのスーパープレーに対する感謝を口にした。
今大会で8試合を戦い、僅か2失点のバイエルン。ユリアン・ナーゲルスマン監督の下で築いた“超攻撃的な守備”について、同選手は「チームメイトがディフェンスしている姿はとてもクールだね」と口にしつつ、「僕たちはゴールを守ることに喜びを感じている。このような試合ではチャンスを作るのが非常に難しいから、それが鍵になるんだ」と欧州最高峰の舞台は1点がものを言うことを強調している。
“もしも”デ・リフトがいなければ、“この”結末には辿り着いていなかったかもしれないバイエルン。救世主に導かれたラウンド8は、ファーストレグが4月11日または12日、セカンドレグが18日または19日に行われる。
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By サッカーキング編集部
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