[写真]=Getty Images
フランクフルトに所属する元日本代表MF長谷部誠が都内で会見を行い、2023-24シーズンまでの現役続行を発表した。
長谷部は昨年2月にフランクフルトとの契約を2027年夏まで延長。2022-23シーズンで現役生活にピリオドを打ち、その後はコーチングスタッフに就任することが規定路線となっていたが、選手キャリアを続行することとなった。会見に登壇した長谷部は「つい1時間、2時間前に日本に到着して、携帯を見たら友達から『引退会見か?』と来たのですが、そういうことではない(笑)」と“引退説”を否定。「日本で契約延長の会見ができることを嬉しく思います。フランクフルト在籍10シーズン目、来年は40歳になります。プレーするかどうか、自分で判断できるという選択肢を与えてくれたクラブに感謝しています」とコメントした。
フランクフルトのマルクス・クレーシェ役員は、シーズン中に日本で会見を行うことになった理由について「長谷部選手は日本のスターなので、敬意を示すために日本で会見を行うことになりました」と説明。また4月から日本でフランクフルトのアカデミーを開校することも発表し、長谷部は「フランクフルトと日本との架け橋になり、これからも良い関係でありたい」と話した。
現在39歳の長谷部は、2008年1月に浦和レッズからヴォルフスブルクに加入し、2008-09シーズンにブンデスリーガを制覇を経験した。ニュルンベルクを経て、2014年夏からフランクフルトに在籍。フランクフルトでは公式戦通算279試合に出場している。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト