今季残りの試合欠場のシック [写真]=Getty Images
レヴァークーゼンのチェコ代表FWパトリック・シックが4日に自身の公式Instagramを更新し、ケガにより今シーズン中の復帰が叶わないことを明かした。
1996年1月24日生まれのシックは現在27歳。母国の名門スパルタ・プラハでプロキャリアをスタートさせた同選手はその後、ローマやライプツィヒなどを経て、2020年夏にレヴァークーゼンに加入した。昨シーズンはブンデスリーガ27試合に出場し、脅威の24得点を記録。得点王ランキングでFWロベルト・レヴァンドフスキに次いで2位に名を連ねた。
迎えた今季、“王様”ロベルト・レヴァンドフスキがバルセロナへ、“怪物”アーリング・ハーランドがマンチェスター・Cへと移籍したことで空位の玉座に座すのは、シックが有力と見られていた。しかし、度重なる鼠蹊部の負傷が同選手を苦しめて、ここまでブンデスリーガ14試合出場、3得点にとどまらせている。
今年3月9日のヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド16のフェネルバフチェ戦を最後に、ピッチから遠ざかっていたシックは4日に自身の公式Instagramを更新し、今シーズン中の復帰が叶わないことを明かした。
「残念ながら、僕にとってのシーズンは終わった。でも今は、ブンデスリーガ最終節までに痛みがなくなり、来シーズンに100パーセントの状態で臨むという目標に向かって一生懸命取り組んでいる」
なおドイツ誌『Kicker』によると、シックは手術を実施する予定はなく、国際的に有名なスポーツ医であり理学療法士のパベル・コラー氏の下、チェコで2週間の治療を受ける方針のようだ。
By サッカーキング編集部
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