ヴェーエン・ヴィースバーデンに0-4で敗れたビーレフェルト [写真]=Getty Images
ブンデスリーガ2部とドリッテ・リーガ(ドイツ3部)の入れ替えプレーオフ第1戦が2日に行われ、3部4位のヴェーエン・ヴィースバーデンと2部16位のビーレフェルトが対戦した。
ビーレフェルトに所属する奥川雅也は、5月8日の練習中に鎖骨骨折のケガを負った影響で欠場。今季5ゴール9アシストの司令塔が不在で大一番に臨んだビーレフェルトは、開始6分に相手の先制を許してしまう。
後半に入ってからもビーレフェルトのパフォーマンスは改善せず、50分、60分、82分にも失点を喫する。4失点目の直後、我慢の限界に達したビーレフェルトのサポーターの一部が暴徒化。ドイツ誌『kicker』によると、大量の花火がピッチへと投げ込まれ、観客の一部は無理やりピッチへの侵入を試みたようだ。事態を重く見た主審は試合を一時中断し、両チームの選手たちをドレッシングルームへと引き上げさせた。
数分後に試合は再開したが、ビーレフェルトは結局1点も奪えず0-4で敗戦。試合後には再びサポーターの怒りが再燃し、警察が介入する事態になったという。なお、ビーレフェルトは試合後、ピッチ内外で起こった出来事を謝罪する公式声明を発表した。
2020-21シーズンと21-22シーズンに1部の舞台で戦いながらも、2シーズン連続の降格が濃厚となったビーレフェルト。ホームでの第2戦は6月6日に行われる。
By サッカーキング編集部
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