シャルケは7日、DF吉田麻也を含む計8選手の退団を発表 [写真]=Getty Images
シャルケは7日、日本代表DF吉田麻也を含む計8選手のクラブ退団を発表した。
2020-21シーズンの歴史的低迷から立ち直り、1年でのブンデスリーガ復帰を果たしたシャルケは今季、序盤戦から7連敗を喫するなど苦戦を強いられると、一時は巻き返しに成功したものの、最終的に残留圏にまで3ポイント及ばずに2部降格が決定した。
そして7日、シャルケは8選手のクラブ退団を発表。レンタル移籍加入組のGKアレクサンダー・シュヴォロウ(ヘルタ・ベルリン)、DFイェレ・ウロネン(ブレスト)、DFモリッツ・イェンツ(ロリアン)、MFトム・クラウス(ライプツィヒ)、MFエデル・バランタ(クラブ・ブルッヘ)、FWミヒャエル・フライ(アントワープ)の6名は保有元のクラブに復帰する。また、MFアレックス・クラールはウニオン・ベルリンへの移籍が決定済み。一方で、公式戦31試合に出場したDF吉田麻也の移籍先については、まだ明らかになっていないとのことだ。
シャルケのアンドレ・へヒェルマンSDは、8選手の退団について「選手ひとりひとりに感謝したい。彼らがいなければ、チームから誰かひとりでも欠けていたら、この数週間、数カ月をこのような形で過ごすことは不可能だっただろう。選手がクラブを去るのは、いつも残念なこと。我々は移籍によって生じた穴を埋め、来シーズンのタスクに対応できるチームを編成するために懸命に働いていく」と胸中を明かしている。
1988年8月24日生まれの吉田は現在34歳。名古屋グランパスの育成組織出身で、2007年にトップチーム昇格を果たした。2008年から指揮を取ったドラガン・ストイコヴィッチ氏の下で著しい成長を遂げた同選手は、2010年冬に自身初の海外挑戦としてVVVフェンローへと移籍。その後はサウサンプトン、サンプドリアを経て、2022年夏にシャルケに加入していた。また、日本代表の通算キャップ数は「120」を超えており、FIFAワールドカップに3度出場。2018年9月からはMF長谷部誠の後を継いで、主将に就任した。
By サッカーキング編集部
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