アウクスブルクへの移籍が報じられている奥川雅也[写真]=Getty images
ブンデスリーガ2部のビーレフェルトに所属するMF奥川雅也が、1部のアウクスブルクへ移籍する可能性が高いようだ。23日、ドイツ複数メディアが報じている。
現在27歳の奥川は、京都サンガF.C.下部組織出身で2015年にトップチームへ昇格し、同年6月にオーストリアのザルツブルクへと移籍した。その後、オーストリアやドイツの計3クラブへのレンタル移籍を経て、2019年にザルツブルクへ復帰。2020年にはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のバイエルン戦でCL初ゴールも記録した。2021年に当時ブンデスリーガ1部に所属していたビーレフェルトにレンタル移籍。同年に完全移籍となった。しかし、2021-22シーズンにクラブは降格。今季は1部復帰を目指したシーズンだったが2部で低迷してしまい、入れ替え戦で3部のチームに敗れ、2年連続での降格が決まってしまった。
『Augsburger Allgemeine』は、3部に降格したことで現行の契約は解消され、フリーで移籍可能になった奥川にブンデスリーガのアウクスブルクが3年契約でのオファーを出したと報じている。同メディアは、奥川が負傷している影響でメディカルチェックなどは完了していないが、近いうちに契約はまとまると指摘。
『キッカー』によると、今季30試合に出場し5ゴール9アシストを記録した日本人FWにアウクスブルクは以前から興味を持っていたとのこと。
日本代表には2020年に初めて招集されたものの、コロナ禍により“侍ブルー”のユニフォームを着ることができなかった奥川。ブンデスリーガ1部で活躍し、今度こそ代表のピッチに立つことは叶うのだろうか。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト