アウクスブルク加入が決定した奥川 [写真]=Getty Images
アウクスブルクは5日、ビーレフェルトからMF奥川雅也を獲得したことを発表した。なお、フリーでの移籍で、契約期間は2026年6月30日までとなる3年契約となった。
現在27歳の奥川は京都サンガF.C.のU-15、U-18を経て2015年にトップチームに昇格。同年6月にザルツブルクへと完全移籍すると、その後はオーストリアやドイツの計3クラブへのレンタル移籍を経て、2019年7月にザルツブルクへ復帰。2020年11月にはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のバイエルン戦でCL初ゴールも記録した。2021年1月に当時ブンデスリーガ1部に所属していたビーレフェルトに買い取りオプション付きのレンタル移籍を果たし、同年6月に完全移籍となった。
しかし、2021-22シーズンにビーレフェルトは降格すると、2022-23シーズンは2部でも低迷し、入れ替え戦で3部のチームに敗れ、2年連続での降格となった。リーグ戦30試合出場で5ゴール10アシストを記録した奥川は2024年6月30日まで契約を残していたものの、3部降格によって現行契約は解消され、フリー移籍でアウクスブルクへの加入が決まった。
移籍が決定した奥川はアウクスブルクのクラブ公式サイトで以下のように意気込みのコメントを発表している。
「アウクスブルクの関係者とはしばらくの間連絡を取っていました。再びブンデスリーガでプレーできることを嬉しく思っています。アウクスブルクの環境は理想的で、チームには多くの才能と素晴らしいメンタリティが揃っています。プレシーズン中に自分の実力を発揮して、スタメンの座を勝ち取りたいです」
また、アウクスブルクのスポーツ担当取締役のシュテファン・ロイター氏は獲得した奥川について次のようにコメントしている。
「奥川雅也は強力なドリブルスキルを備えた速くて機敏な選手だ。ファイナルサードで脅威となり、ピッチ上でクリエイティブな解決策を見つけることができる。彼は10番としても、両ウィングとしてもプレーでき、近年はゴールとアシストの両方でコンスタントに貢献している。彼と契約したことで私たちは新たな予測不可能な要素を加えることができた」
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト