昨年のW杯後にスキーで下腿部を骨折した、バイエルンのノイアー(中央) [写真]=Getty Images
バイエルンに所属するドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが、日本ツアーを回避する可能性が浮上した。7日、ドイツメディア『スカイ・スポーツ』が伝えている。
ノイアーは、昨年開催されたFIFAワールドカップカタール2022でドイツ代表がグループステージ敗退となった後、スキーでリフレッシュしている最中に下腿部を骨折する重傷を負った。手術を受けたノイアーはシーズン中の復帰が絶望となり、バイエルンは代役としてボルシアMGからスイス代表GKヤン・ゾマーを獲得するなどの緊急対応に追われた。
バイエルンは今夏、「スカパー! ブンデスリーガジャパンツアー2023 Audi Football Summit」で来日し、7月26日と29日に親善試合2試合を実施する予定。29日の試合では川崎フロンターレとの対戦が決定している(26日にはマンチェスター・Cと対戦)。
5月、『スカイ・スポーツ』は「選手は来シーズン開幕を視野に入れ、それに間に合うようにチームトレーニングに復帰したいと考えている」と伝え、ノイアーが同月下旬頃にはピッチ上でGK専用のエクササイズと緩いランニングトレーニングを開始する見込みだと報道。だが、今回『スカイ・スポーツ』が伝えたところによると、ノイアーの復帰は遅れており、日本ツアーに参加する可能性は低い模様だ。
同メディアは、ノイアーが来週の休暇明けに新たな検査を受けることも伝えている。チームの主将であるノイアーの回復状況に、引き続き注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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