ライプツィヒ移籍が決定したオペンダ [写真]=Getty Images
ライプツィヒは14日、RCランスからベルギー代表FWロイス・オペンダを完全移籍で獲得したことを発表した。
発表によると、ライプツィヒはオペンダと2028年6月30日までとなる5年契約を締結し、背番号は「17」に決定。なお、移籍金については明らかになっていないが、フランス紙『レキップ』によると、4300〜4600万ユーロ(約67〜72億円)に600万ユーロ(約9億円)の追加オプションが付随した金額で両クラブは合意に至った模様で、ライプツィヒにとってはクラブ史上最高額の移籍金になったようだ。
現在23歳のオペンダはクラブ・ブルッヘの下部組織出身で、2018年8月にトップチームデビュー。2020年7月からフィテッセへの2シーズンのレンタル移籍を経て、2022年7月にRCランスに完全移籍を果たした。2022-23シーズンはリーグ・アンで全38試合に出場し、21ゴール4アシストを記録。また、U-15から世代別のベルギー代表に選出され、2022年6月にA代表デビューを果たし、通算9試合出場で2ゴールを記録している。
ライプツィヒでは今夏、フランス代表FWクリストファー・エンクンクが6000万ユーロ(約94億円)と見られる移籍金でチェルシーへと完全移籍したほか、ハンガリー代表MFドミニク・ソボスライは7000万ユーロ(約110億円)の契約解除条項を発動してリヴァプールへと完全移籍しており、同選手らの後釜としてオペンダを獲得した形となった。
移籍が決定したオペンダはライプツィヒのクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「ライプツィヒに加入することができてとても嬉しい。このクラブはブンデスリーガのトップチームの一つであり、定期的にチャンピオンズリーグに出場し、連続でカップ優勝も果たしている。信じられないほど楽しみなクラブだから、ライプツィヒで次のステップへと踏み出したいと思う」
「ライプツィヒは明確に定義された攻撃的な思考のプレースタイルを持っており、ストライカーとしての僕にぴったりだ。チームや街、ファンのことを知るのが楽しみだし、始まるのが待ちきれない。トップレベルの体制を整える大きな可能性を持ったチームに加入することになった。これまでの成功をもとにして、さらに多くのことを達成できるように自分の役割を果たしたいと思う」
By サッカーキング編集部
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