ゴレツカにバイエルン退団の可能性が浮上? [写真]=Getty Images
バイエルンが、今夏の移籍市場でドイツ代表MFレオン・ゴレツカの売却に踏み切る可能性があるようだ。16日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在28歳のゴレツカは2018年夏にシャルケからバイエルンへ完全移籍で加入。すぐさまボランチの定位置を掴み、ここまで公式戦通算179試合に出場し34ゴール35アシストを記録するなど、ドイツの“絶対王者”で中心選手として活躍している。近年は度重なる負傷に苦しんでいるものの、昨シーズンは公式戦40試合の出場で6ゴール6アシストを記録し、ブンデスリーガ11連覇達成に貢献した。
バイエルンとの現行契約を2026年6月末まで残しているゴレツカだが、なんと今夏の移籍市場での退団の可能性が浮上しているという。今回の報道によると、チームを率いるトーマス・トゥヘル監督は新シーズンの構想として、ドイツ代表MFジョシュア・キミッヒとライプツィヒから加入したオーストリア代表MFコンラッド・ライマーのダブルボランチを検討しているという。こうしたこともあり、ゴレツカはもはやバイエルンにとっての“非売品”ではない模様。クラブ側は4000万ユーロ(約62億円)から5000万ユーロ(約78億円)程度のオファーが届いた場合には、同選手の売却を決断する可能性があるようだ。
現地時点でゴレツカにバイエルン退団の意思はないものの、出場機会が極端に減少した場合には、今夏の移籍という選択肢を検討することになると『スカイスポーツ』は指摘。また、16日のイギリス紙『デイリーメール』によると、バイエルンがゴレツカ売却によって得られた資金を、トッテナム所属のイングランド代表FWハリー・ケインの獲得に利用する可能性もあるようだ。
なお、ゴレツカを巡っては、中盤補強を検討中のマンチェスター・Uがかねてから動向を注視しており、状況次第では今夏の移籍市場でオファーを提示する可能性があるという。果たして28歳の屈強なMFは、新シーズンも引き続きバイエルンでプレーしているのだろうか。今後の動向に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト