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ドイツ代表の“至宝”ムシアラが日本との再戦を心待ちに「勝ちたいし、ベストの布陣で臨みたい」

2023.07.26

 ジャパンツアーで来日中のバイエルンに所属するドイツ代表MFジャマル・ムシアラが、日本メディアの取材に応じ、昨年のワールドカップで対戦した日本の印象や、20歳という若さで欧州のトップレベルで活躍している自身のことなどを語った。

 昨年のワールドカップでは、ドイツ代表の中心選手として日本代表戦にも先発出場していたムシアラ。日本代表や選手の印象について問われると、「日本の選手について話すとき、一人の選手だけに言及することはできない。チームとしても強いんだ。個々の選手としては、もちろんフランクフルトにいた鎌田などは知っているけど、ワールドカップではチームとして良いプレーをしていた。それが彼らをより強くさせた要因だと思う」と述べ、チーム力の高さを指摘した。

 さらに、「前半は僕たちがかなり支配していたし、2点目を決めるチャンスはたくさんあった。日本は多くのロングボールを使ってきて僕たちは少し苦戦してしまった」と試合を振り返りつつ、「チーム全体の技術が高いし、どのチームにとっても(日本は)難しい相手になると思う。9月の対戦ではそこに気を付けないといけないだろうね」とコメント。今年9月にドイツで予定されている再戦に向けて気を引き締めた。

 また、ドイツ代表は近年、国際大会で結果を残せていないこともあり、「(日本戦は)試合に勝つことが非常に重要だと思う。チームとして戦わないといけないし、親善試合なのでEUROの前に自分たちに何が起こっているか理解する必要がある。勝ちたいし、ベストの布陣で臨みたい。次につながる試合ができればと思う」と述べ、自国開催となる『EURO2024』を見据えて必勝を誓った。

 弱冠20歳という若さでバイエルンやドイツ代表の中心選手として活躍しているムシアラは、大きなプレッシャーを感じていることを認めつつ、「どう対処するかを学ぶ必要がある。試合を経験していくにつれてわかってきたと思うし、チームに経験豊富な選手がたくさんいることもプレッシャーを取り除く助けになっている」と主張。その一方で、「かなり早い段階で自分のルーティーンを見つけてからは、あまり気にすることがなくなった。ある特別な試合を他の試合よりも意識してしまう人がいるかもしれないけど、一度ピッチに立てば僕がそれに影響されることはないんだ」とも説明した。

 今回のジャパンツアーでは、昨季のチャンピオンズリーグで苦杯を嘗めさせられたマンチェスター・Cと対戦する。その一戦に向けては、「マンチェスター・Cは現時点における世界最高のチームだと思うし、去年は多くの大会で優勝した。素晴らしい選手が揃っているし、たくさん点を奪って守りも堅い。今はコンディション調整の最中だけど、明日の試合は間違いなく見ごたえのある試合になるだろう。シティとの試合はいつでも最高でハイレベルなものになる」との見解を示し、26日に行われるマンチェスター・C戦を心待ちにしていた。

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By サッカーキング編集部

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